2013/12/14

6.1インチのファブレット Huawei Ascend Mate (MT1-U06) 台湾版を買ってみた

台湾の台北のアキバ的なエリアにそびえ立つ「光華商場」をうろうろしていたら、思わぬ掘り出し物に遭遇した訳で。


PhoneとTabletの中間だから、Phablet(ファブレット)。サイズ的に中間、どちらの用途にも使える、そんな理由からこう呼ばれているらしい。


左からSurface Pro 2(10.6インチ)、Nexus 7(2012)(7インチ)、Ascend Mate(6.1インチ)、Nexus 5(5インチ)、iPhone 5(4インチ)、BlackBerry Bold 9780(2.4インチ)。

このカテゴリの先鋒が、Samsung Galaxy Note (GT-N7000)。日本でもDocomoから販売されていたが、モデル末期には大量に投げ売りされてしまうという状態。

日本では、5.3インチ以上7インチ未満というカテゴリは、2台目として使われている印象が強い。

一方、スマートフォン先進国であるタイや台湾では、相当数売れているらしく、先日訪れた台湾では居るわ居るわ。Galaxy Noteシリーズ、Galaxy Megaシリーズ、Galaxy TabシリーズからXperia Z UltraやHTC One max、もちろんiPad miniなどなど。

通話よりメッセージ(テキストチャット)を使う頻度が高い、文字入力が片手より両手のほうが楽、やっぱ画面大きいほうがいい、という理由かな。特にアジア言語の文字入力は面倒ですからね。

さて、本題。

台北でスマートフォンを買うなら「光華商場」ということで、2Fをうろうろしていたら「Huawei Ascend Mate (MT1-U06)」が9,500NT$というPOPを発見。

試しに値切ってみたら、純正フリップカバーとディスプレイ保護フィルムのサービス付きで9,000NT$(約32,000円)でいいよ、ということでお買い上げ。

手持ちのGalaxy Note (GT-N7000)をリプレイスしたかった、CEATEC 2013のHuaweiブースに展示されていて、その時に触った印象が非常に良かった、そして異国情緒ということもあり。。。

2樓30~31號胖蜥蜴- 光華商場

このHuawei Ascend Mate (MT1-U06)とは、2013年のCESで発表された6.1インチのファブレット。

まずは、台湾版のスペックをつらつらと。

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OS: Android 4.1
CPU: 1.5 GHz Quad-core Hi-Silicon K3V2
ベースバンド: Intel XMM6260
対応バンド: UMTS/HSPA/HSDPA/HSPA+ 850/900/1700/1900/2100 MHz、GSM 850/900/1800/1900 MHz
SIMカードサイズ: micro-SIM

RAM: 1 GB
ROM: 8 GB
外部ストレージ: microSD (SDXC対応)
Wi-Fi: 802.11 a/b/g/n Dual-band、DLNA、Wi-Fi Direct
Bluetooth: 4.0 LE EDR

ディスプレイサイズ: 6.1インチ IPS+液晶 Gorilla Glass II
画素数: 1280x720
リアカメラ: 800 万画素 裏面照射型CMOSセンサー、オートフォーカス、LEDフラッシュ
フロント: 100 万画素 CMOSセンサー
バッテリー: 3,900 mAh
サウンド: Dolby Digital Plus

外寸: 163.5 mm x 85.7 mm x 9.9 mm
質量: 198 g
色: Crystal Black、Pure White
定価: 15,490 NT$
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当然、SIMフリー。

Ascend Mateには、中国版があり、異なる点は以下の通り。

 RAM: 2 GB→1 GB
 バッテリー: 4,050 mAh → 3,900 mAh
 リヤカメラ: HDR 対応 → HDR 非対応

RAMは、2GB欲しかった。カメラには、HDRの設定項目が出てきません。

しかし、低消費電力なSOCと大容量バッテリーにより中国版より少ない容量とはいえ十分にロングライフ。胸ポケットサイズの限界に挑んだ6.1インチIPS+液晶ディスプレイ。解像度はHDだけど、非常にクリアで美しい。しかも、Dolby Digital PlusでサウンドもGood。

画面がキレイ、音がいい、というと、ちょっともっさり動作でも許せちゃいますよ。

さて、台湾版ということで、デフォルトの対応言語は、中文(繁體)、中文(简体)、Englishのみ。


日本語化は、Google PlayからMoreLocale 2をインストールすれば無問題。


ちなみに、台湾版は、遠傳電信FETnet(Far EasTone)から販売されているもので、いわゆるキャリアアプリがプリインされていました。


もちろん、無効化。

そして、端末情報はこちら。


スペック的な感覚よりも、動作はキビキビしています。

ただ、RAMが少ないせいか、同時起動アプリが増えると、もっさり感が増してくる。それを見越してか、タスクメニューにアプリ一括終了ボタンがあったりして、分かってますね、という感じ。


ただ、モバイル通信の速度については、日本ではHSDPAまでということで、如何ともしがたく。台湾では、HSPA+で繋がってたので、遅いなーという印象はなかったり。

ただそこは、LTEなモバイルルーターと併用すればよいということで。

ぼちぼち弄っていきたいと思います。