2013/12/21

ELECOM Bluetooth4.0マウス M-BT11BB ブルーをSurface Pro 2で使ってみた

マウスって選ぶの難しいですよね。



大きさ、かたち、ボタンのクリック感、スクロールホイールの節度感、様々なマテリアルに対するトラッキング性能などなど。

そして、ワイヤレス接続のときは、母艦(懐かしいですね)との相性。

店頭で確認できるアイテムはよいけど、そうでないアイテムは、価格.comAmazon.co.jpのレビューを読んでイメージしたり。

そんなこんなでチョイスしたのが、これ。



Bluetooth(R)4.0ワイヤレスマウス - M-BT11BBシリーズ

上記レビューを読むと不安を感じざるを得ませんが、ええ、全然問題ありませんよ。

ペアリングも一発OK。



ポインタの引っ掛かりや遅延もありません。

ちなみに、マウスクリックで、スリープ解除できました。

さすが、WindowsのリファレンスデバイスたるSurface Pro 2と云ったところでしょう。

しかし、Surface Pro 2のスペックシートのどこを見てもHOGPプロファイル対応とは書いてません。Bluetooth4.0+LEに対応しているとあるだけ。

Surface Pro 2 - 1 台ですべてをこなす Microsoft タブレット

でも使えます。



さて、肝心のマウスとしての使い勝手はどうでしょう。

クリックボタンの先端には、ジャンプ台というかリアスポイラーというか何というか反り返しがあります。この凹部で指先の位置が決まるので便利。



スクロールホイールは、シンプルに回転のみ。左右方向には倒れません。ドライバはOS標準を使用していますので、ホイールの回転によるスクロールには、アクセラレーションが起こりません。これ、意外と不便(Macだと回転速度によってノッチ数が変わるんですけどね)。

そんなときは、スクロールホイールを押しながら、マウスを移動(ドラッグ)させると、上下左右自在にスクロールすることができます。ドラッグでザクッと動かして、ホイールで1ノッチ1行で細かくきざむという感じ。

あ、側面のブラウザの進む・戻るボタンは使ってません。



電池の持ちが自慢のBluetooth4.0ですが、これは追々みていきましょう。

Surface Pro 2でログインできなかったFlipboardを再インストールしたらログインできるようになった

謎が解けた感じで。


しばらく前の話ですが、Windowsストアアプリ版Flipboardがリリースされたということで、早速インストールしたのですよ。

そして、ログイン画面からユーザー名とパスワードを入力してみたら、一瞬だけ「あなたの購読」画面が表示されて、はい、ログイン画面に戻りました。。。

入力した文字は間違ってないのにねぇ。

この現象、レビュー読んでも見当たらないので、機種依存か?とも思ったけど、とりあえずアップデートを待ってみた。

しかし、いくつかのアップデートを当ててみても、状況は変わらず。

はて、アップデートでダメなら、機種依存ではなく、このアプリそのものかな、ということで、アプリをアンインストールして、再びストアからインストール。

ということで、無事に使えるようになりましたとさ。

なんぞこれ?

2013/12/15

Nexus 5 LG-D820のカメラで撮った写真を比べてみた

Pure GoogleのNexusシリーズといえば、カメラ性能。

もちろん良くない意味で。

Googleがそんな状況を見過ごすわけになく、nexus 5では、OISやらカメラのアップデートやら、気合を入れてきている様子。

そこで、Nexus 5のカメラ性能に自信あり、ということなら、まずは比較してみましょうという感じで。


左から、Huawei Ascend Mate (MT1-U06) 台湾版(800万画素)、Nexus 5 LG-D820(800万画素+OIS)、Galaxy Nexus SC-04D(500万画素)、iPhone 5s(800万画素)、iPhone 5(800万画素)、BlackBerry Bold 9780 RCN72UW(500万画素)。

場所は、某ダムサイト。ちょっと先に行くと、Docomo電波でさえ途絶える僻地。

撮影モードは、すべてオート。

ということで、比べてみましょう。


Nexus 5 LG-D820


Galaxy Nexus SC-04D


iPhone 5s


iPhone 5



Ascend Mate 台湾版




BlackBerry Bold 9780 RCN72UW



Nexus 5は、iPhone 5sには及ばないものの、iPhone 5といい勝負。Nexusシリーズでは歴代最高、と言えるのではないでしょうか。

Galaxy Nexusは、光量が少ないとどうにもならないのだけど、屋外だとまあまあ。ただ、比べてしまうと、色の再現性は悪いと言わざるを得ない。

好みとかあるけど、色の再現性はiPhoneに分がありますね。iPhone 5sの空の色はいいですね。

Asend Mateは、赤みが強いですね。

意外なのがBlackBerry Bold 9780で、比べてみなければ色の違和感は少ない。

という感じで。


そういえば、なんでNexus 4持って行かなかったんだっけ。。。

2013/12/14

6.1インチのファブレット Huawei Ascend Mate (MT1-U06) 台湾版を買ってみた

台湾の台北のアキバ的なエリアにそびえ立つ「光華商場」をうろうろしていたら、思わぬ掘り出し物に遭遇した訳で。


PhoneとTabletの中間だから、Phablet(ファブレット)。サイズ的に中間、どちらの用途にも使える、そんな理由からこう呼ばれているらしい。


左からSurface Pro 2(10.6インチ)、Nexus 7(2012)(7インチ)、Ascend Mate(6.1インチ)、Nexus 5(5インチ)、iPhone 5(4インチ)、BlackBerry Bold 9780(2.4インチ)。

このカテゴリの先鋒が、Samsung Galaxy Note (GT-N7000)。日本でもDocomoから販売されていたが、モデル末期には大量に投げ売りされてしまうという状態。

日本では、5.3インチ以上7インチ未満というカテゴリは、2台目として使われている印象が強い。

一方、スマートフォン先進国であるタイや台湾では、相当数売れているらしく、先日訪れた台湾では居るわ居るわ。Galaxy Noteシリーズ、Galaxy Megaシリーズ、Galaxy TabシリーズからXperia Z UltraやHTC One max、もちろんiPad miniなどなど。

通話よりメッセージ(テキストチャット)を使う頻度が高い、文字入力が片手より両手のほうが楽、やっぱ画面大きいほうがいい、という理由かな。特にアジア言語の文字入力は面倒ですからね。

さて、本題。

台北でスマートフォンを買うなら「光華商場」ということで、2Fをうろうろしていたら「Huawei Ascend Mate (MT1-U06)」が9,500NT$というPOPを発見。

試しに値切ってみたら、純正フリップカバーとディスプレイ保護フィルムのサービス付きで9,000NT$(約32,000円)でいいよ、ということでお買い上げ。

手持ちのGalaxy Note (GT-N7000)をリプレイスしたかった、CEATEC 2013のHuaweiブースに展示されていて、その時に触った印象が非常に良かった、そして異国情緒ということもあり。。。

2樓30~31號胖蜥蜴- 光華商場

このHuawei Ascend Mate (MT1-U06)とは、2013年のCESで発表された6.1インチのファブレット。

まずは、台湾版のスペックをつらつらと。

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OS: Android 4.1
CPU: 1.5 GHz Quad-core Hi-Silicon K3V2
ベースバンド: Intel XMM6260
対応バンド: UMTS/HSPA/HSDPA/HSPA+ 850/900/1700/1900/2100 MHz、GSM 850/900/1800/1900 MHz
SIMカードサイズ: micro-SIM

RAM: 1 GB
ROM: 8 GB
外部ストレージ: microSD (SDXC対応)
Wi-Fi: 802.11 a/b/g/n Dual-band、DLNA、Wi-Fi Direct
Bluetooth: 4.0 LE EDR

ディスプレイサイズ: 6.1インチ IPS+液晶 Gorilla Glass II
画素数: 1280x720
リアカメラ: 800 万画素 裏面照射型CMOSセンサー、オートフォーカス、LEDフラッシュ
フロント: 100 万画素 CMOSセンサー
バッテリー: 3,900 mAh
サウンド: Dolby Digital Plus

外寸: 163.5 mm x 85.7 mm x 9.9 mm
質量: 198 g
色: Crystal Black、Pure White
定価: 15,490 NT$
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当然、SIMフリー。

Ascend Mateには、中国版があり、異なる点は以下の通り。

 RAM: 2 GB→1 GB
 バッテリー: 4,050 mAh → 3,900 mAh
 リヤカメラ: HDR 対応 → HDR 非対応

RAMは、2GB欲しかった。カメラには、HDRの設定項目が出てきません。

しかし、低消費電力なSOCと大容量バッテリーにより中国版より少ない容量とはいえ十分にロングライフ。胸ポケットサイズの限界に挑んだ6.1インチIPS+液晶ディスプレイ。解像度はHDだけど、非常にクリアで美しい。しかも、Dolby Digital PlusでサウンドもGood。

画面がキレイ、音がいい、というと、ちょっともっさり動作でも許せちゃいますよ。

さて、台湾版ということで、デフォルトの対応言語は、中文(繁體)、中文(简体)、Englishのみ。


日本語化は、Google PlayからMoreLocale 2をインストールすれば無問題。


ちなみに、台湾版は、遠傳電信FETnet(Far EasTone)から販売されているもので、いわゆるキャリアアプリがプリインされていました。


もちろん、無効化。

そして、端末情報はこちら。


スペック的な感覚よりも、動作はキビキビしています。

ただ、RAMが少ないせいか、同時起動アプリが増えると、もっさり感が増してくる。それを見越してか、タスクメニューにアプリ一括終了ボタンがあったりして、分かってますね、という感じ。


ただ、モバイル通信の速度については、日本ではHSDPAまでということで、如何ともしがたく。台湾では、HSPA+で繋がってたので、遅いなーという印象はなかったり。

ただそこは、LTEなモバイルルーターと併用すればよいということで。

ぼちぼち弄っていきたいと思います。

iPhone 5c イエローとIS12T シトラスを並べてみた

同じ黄色でも、随分違う。


イエローというより、クリームイエローですね。

サイズ感はほぼ同じ。


iPhone 5cの外装樹脂化って、見た目以上に触感の印象が物凄く変わってる。

安いの高いのの以前に、握った感じは全くの別モノという感じですね。

2013/11/30

Surface Pro 2を保護するためのスキンシートを貼ってみた

PCとしてもタブレットとしても使えるSurface Pro 2。


このSurfaceシリーズの特徴は、軽量なマグネシウム素材“VaporMag”を使った筐体。

剛性と放熱性を兼ね備えたエッジが立ったシャープな筐体には、触感や見栄えのとても良いマットブラックな塗装(表面処理)が施されているのだが、これが曲者。

素材そのもののMacBook Airなどと同じように扱うと、塗装剥げという憂き目を見るので取扱いに注意が必要。

テーブルに平置きした横スライドさせるのはもちろん、スタンドのエッジを金属部に当てるだけで、地金色が現れてきます。

そこで、保護を目的としたスキンシートを物色することに。

Nexus 4でdbrandのカーボン調ビニール製スキンシートを貼り付けて良い感じなので、リピートしようとしたものの、Surface Pro 2向けには用意がない。

そこで、ジャンク品の密林、eBayから物色してきたのが、これ。

いわゆるノーブランド品。



パーツは、背面上下、上面、側面の5パーツ。



ボリュームボタンやUSBコネクタなどは、レーザービームでキレイにカットされています。もちろん、カメラやマイクの穴も。

早速、貼ってみましょう。

使用前。



使用後。



ぺらぺらなので、引っ張ると伸びて貼りやすい。

ディテールを見ていきましょう。

カメラとマイク穴。



スタンド上端。


電源ボタン部。


USB端子部。


よーく見ると、白い筋ががが。すでに傷モノなんですよね。。。

それはさておき、カーボン模様の溝は、やや浅めですが、繊維の織目風模様はまずまず。

精度については、ばっちり。ただし、値段相応ということで、高級感はありません。

これで、少しは気兼ねせずに、持ち出せるようになったということで。

2013/11/26

Surface Pro 2で使うキーボードとしてType Cover (無印)を選んだ5つの理由

Surfacerのみなさま、こんにちは。



いいですよね、Surface。特に、Pro 2。

最近ではすっかりMacBook Air (mid 2011)よりも稼働率が上がってます。

そんなSurface Pro 2、よく見ると化粧箱には“Windowsタブレット”と記載されています。

タブレットにしては、重くないか?

しかし、本音と建前は違う。

マイクロソフト謹製キーボード付きカバーを磁力で取り付けることにより、事実上ノートパソコンになるのです。

Touch Cover、3色

Type Cover、1色

Touch Cover 2、1色

Type Cover 2、4色

このキーボード付きカバー、新旧合わせて構造的に4種類、色違いまで含めると9種類にもなってしまうという悩ましさ。

ということで筆者は、Type Cover、黒色をチョイス。これを選んだ5つの理由をお伝えしたい。

<文字入力するならキーストロークは必要>

タッチパネルデバイスによる文字入力は、スワイプ動作とタップ動作で行うことが多い。後者では、タッチパネルを叩いた反力が指に返ってくる。これが長時間続くと結構疲れる。

キーを押している感は、バイブレーションでも表現できるけど、指ストロークの衝撃吸収できない。

そこで、キーストロークを持つType Coverならば、パチパチしながら打ち続けていられるというわけだ。

ここでTouch Coverドロップ。

しかし、現行品Type Cover2はType Coverよりもキーストロークが1mm程度少なく、実際打ち込んでみると、Type Cover 2ではストローク足りないなーという感じ。

MacBook Airと比べてしまうので、短いより長い方がフィットするという訳だ。

<キートップバックライト要らない>

Haswellとなり稼働時間が大幅に伸びたSurface Pro 2。バッテリーリソースは、“明かり”よりも計算力に使いたい。

<カバーの剛性は低くてもいい>

Type Cover 2は、Type Coverに比べて約1mm薄くなったにも関わらず、捻り剛性が上がっています。

この効果は、カバーとしてディスプレイの保護力を向上させると共に、二段階スタンドを採用した理由であるラップトップ用途では非常に快適となるはずです。

が、メインで使うデスクトップ用途では、必須ではないので。

<タッチパッドのボタンがクリッカブル>

感度も面積もイマイチなタッチパッドですが、いざという時には使わざるを得ません。

Type Cover 2では、キーストロークのあるメカニカルスイッチではなく、タッチセンサーとなっており、ドラッグ動作で“外して”しまうこと多々。

Type Coverのタッチパッド表面部材は別構造となっているので、タッチエリアがブラインドで分かるのもいいですよね。

<でもやっぱりパープル欲しい>

Surfaceといったら、キーボード付きカバーのカラバリですよね。

ということで、Type Coverのパープル作ってください。おながいします。

最後に、Surfaceを入手したタイミングでは、Type Cover 2 パープルがどこの店でも欠品状態だったから、仕方なく黒色しかないType Coverを選んだなんて言いませんよ絶対に。

2013/11/19

Surface Pro 2を使い始めたので、購入した理由をまとめてみた

Microsoftが誇るWindowsのレファレンスデバイス。それが、Surface。
Surfaceは、x86/x64プラットフォームのSurface Pro 2と、スマートフォンでおなじみのARMプラットフォームのSurface 2があり、今手元にあるのは、前者のSurface Pro 2 128GBモデルである。
まず、前提としてお伝えしたのは、今まで自分用として使ってきたデスクトップ/ノートPCはすべてMacのみということ。ちなみに、PowerBook 150に始まって、LC475、IIci、SE/30、PowerMac G3、iBook SE、iMac G5、MacBook Airといった、黒い時代から始まって今までよく使ってきたもんだ。
一方、仕事では、Windows PCを使わざるを得ないので、義務感で使っているものの、キーボードショートカットでウィンドウを閉じることができるようになったのも、つい先週という。。。
とはいえ自宅には、お古のWindows XPのPCがあるが、AndroidとADB接続したり、Windows版しかないアプリを仕方なく動かしたりするだけのもの。そう、Windowsに対してネガだったんですよね。
だった、んです。
とはいえ、スマートフォンしかり、プラットフォーム間における日常使用における決定的な違いが少なくなりつつある現代において、「Macでなくてもよくね?」と思い始めて早数か月。
特に、Windows Phone 7.x(というか、かつてMetroと呼ばれたModern UI)が出た時に、「これは!」と思いキックオフ。
未だ現役のMacBook Air (mid 2011)がMarvericksになり、Haswell版も売り出され、さて次のMacどれにしよ、とは思えなくなったキラーパス。
タブレットUIとデスクトップUIとWindowsと普段使いのサービスが使えて、意外とお値打ちでゴーーる。
これが、今まさにこのテキストを作っているSurface Pro 2がここにある理由。
Surface Pro 2 Unbox
ちなみに、出遅れがたたって、Type Cover 2 パープルをすぐに入手できないことが判明したため、Type Cover 初代使ってます。
色はパープル、タッチパッドのボタンはクリッカブルだったらなー、と思ったのは内緒だ。

2013/06/14

「Siri Eyes Free(アイズフリー)」についてまとめてみた

WWDC2013にて、「iOS in the Car」が発表されたけど、そのインターフェースとなる「Siri Eyes Free(アイズフリー)」についてまとめてみた。


ステアリングホイールなどに設置したボタンを押しながら音声を入力すると、iOSデバイスをSiri経由で操作できる機能。

iOSデバイスと車両をBluetoothで接続し、Siriを起動するハンドルスイッチ、車載マイクおよびスピーカーをiOSデバイスから使用する。

Siri Eyes Freeを使用中は、iOSデバイスの画面は表示されず、音声コントロールのみとなる。

Siri Eyes Freeを通じて操作できる機能は、Siriでできること、に限られる。
※Apple製アプリはアプリ内操作ができるが、3rd-partyアプリは起動のみ

WWDC2012にて発表。このときに列挙されたメーカーは、BMW、GM、メルセデス・ベンツ、ランドローバー、ジャガー、アウディ、トヨタ、クライスラー、ホンダ。CES2013にて、ヒュンダイが加わった。

現時点で実装したのは、GM(Chevrolet Spark/Sonic※1)、フェラーリ(Ferrari FF※2)、メルセデス・ベンツ(Mercedes-Benz A-Class/E-Class※3)、ホンダ/アキュラ※4(Honda Accord、Acura RDX/ILX)。
※1 Chevrolet MyLink
※2 HARMAN integrates Apple's Siri into Ferrari
※3 Drive Kit Plus for iPhone
※4 HandsFreeLink(ハンズフリー通話用のインターフェースをSiri向けに置き換える)


参考にした記事

【神尾寿 アップルWWDCレポ】カーナビ市場に激震をもたらす…iOS 6『Maps』+『Siri』

「Siri」と自動車の連携:アップル「Eyes Free」の実装について « WIRED.jp

アップル「Eyes Free」、自動車メーカー側の状況は « WIRED.jp

「iOS in the Car」についてまとめてみた

WWDC2013にて「iOS in the Car」が発表されたので、取り急ぎまとめてみた。


iOS in the Carとは、iOSにおける“車載機器向けホームスキーム”のこと。

iOSデバイスと車載機器(マルチメディアカーナビやDisplay Audio)とを接続することにより、iOSデバイスのSiri Eyes Freeと車両機器のタッチパネルを入出力手段として使用することができるようになる。

iOSデバイスが接続されているときの車載機器のディスプレイ表示は、iOSデバイスの表示と異なり、車載機器専用のUIとなる。

iOS in the Car起動中は、Siri Eyes Free以外の操作を受け付けない。

走行中(運転中)を判定して、Siriやタッチパネルから操作できる項目が制限される。

WWDC2013にて列挙されたメーカーは、ホンダ、メルセデス・ベンツ、日産、フェラーリ、シボレー、インフィニティ、キア、ヒュンダイ、ボルボ、アキュラ、オペル、ジャガー。

Siri Eyes Freeと車載機器とを統合した車種が2014年までに販売される予定。

iOS in the Carでできることは、電話、メッセージ、ナビゲーション、3rd-partyアプリ(起動のみ?)、他詳細不明。


参考にした記事
Appleがクルマのど真ん中を占拠!? 車載ディスプレイ「iOS in the Car」の衝撃

2013/06/09

Nexus 4を左手で持つとスピーカーの音が良くなることがわかった

ここ最近、稼働率が高いNexus 4。Pure GoogleなAndroidやディスプレイのキレイさ、NFCとQi対応など、極めてベーシックなスマートフォンとして非常に評価の高い端末であります。

一方で、数少ない不満点は、スピーカーが背面に配置されていること。


※背面には、dbrandのオサレな背面スキンシートを貼ってます

Nexus 4の背面は、ガラス製で完全にフラット。スピーカーのスリットも単純に穴を開ているだけなので、ーブルなどの平面部に置くと、ほとんど音が聞こえなくなってしまう。

スタンドに掛けるときも、Nexus 4の背面との隙間があるものを選ばないと、くぐもった音という残念な状態に。


スマートフォンのスピーカーは、iPhoneのような側面か、背面の場合は背面カバーが湾曲していたりして、物理的な空間を確保しているのが一般的。





何気なく、左手でNexus 4を握りながらYoutubeを見ていると、あらやだいい音するじゃないですか。


左手でNexus 4を握ると、スピーカーの位置は、親指の付け根あたり。掌との隙間も十分。

この状態だと、手の平で反射と拡散することで、思いの外に拡がり感のある音になっている。

なるほど、握っている状態を前提にしてたのね。

ところが、右手に持ち替えてみると、左手の時と音が違う。


スピーカーの対面が指の隙間となるために音が反射し辛くなっている。

Nexus 4でスピーカーの音が悪いなーと思ったときは、左手で持ってみましょう!

2013/05/28

IS12TをWindows Phone 7.8にアプデしてみた

Nokia Lumia 820を入手してから稼働率が下がっていたIS12TにWindows Phone 7.8が降りてきていたので、アプデしてみた。


IS12Tは、サイズ的にiPhone 4Sとほぼ同じ高さと幅というコンパクトな実に良いサイズ感の端末。防水構造のためのラバーモールが、デザインのアクセントになっており、そのうえ側面をつかむときのグリップ感を引き出すことにも貢献している。また、シトラスという名称の彩度の高い黄色は、ここ数年来見られなかった筐体色であり、今でも色褪せない良い色であると筆者は思っている。

筆者は、その筐体だけではなく、Metro UI Modern UIといわれるフラットなUIや、ソーシャル電話帳ことPeopleを大変気に入っており、その最新版であるWindows Phone 8を使いたいがためにNokia Lumia 820を入手した程である。

閑話休題。

さて、久しぶりに電源おーんしたIS12Tには、更新のお知らせが来ていたので、PC/MacとUSBケーブルで接続。

そう、IS12TはOTA非対応なのである。


PCでは「Zune PC」アプリケーション、Macでは「Windows Phone」アプリケーションを使用するため、事前にインストールが必要。※Windows Phone 8は、OTA対応。

接続したら、更新作業を開始します。


筆者はしばらくアップデートを行なっていなかったので、3回目のアップデートでようやくWindows Phone 7.8に到達。


ふむ。

ロック画面とタイルメニュー以外に、代わり映えがしない。まさに、雰囲気だけWindows Phone 8。動作速度も、ほとんど大差ない。

ということで、手元にあるWindows Phone 8なNokia Lumia 820と比べて見よう。

左がNokia Lumia 820、右がIS12T。ディスプレイサイズは、4.3インチと3.7インチだが、どちらも画素数は800x480で同じ。


ドットサイズは、Nokia Lumia 820のが大きくて、粗さも目立たない訳ではない。が、有機ELの発色の良さが際立ってます。

ライブタイルを同じように配置してみた。


ぼかしが多すぎてなんだか。。。

Peopleを使い倒すのは便利なんですが、こういう使い方ではなんともな状態になってしまいます。

Windows Phone 7.xでは使えないアプリもいくつかあるので、全く同じということにはなりませんが、雰囲気だけWindows Phone 8を味わいたいなら、IS12Tを入手してみるもの良いかもしれません。という結論で。

2013/05/23

日本の自動車会社の社名の由来とは

ふと思いついたのでメモ。

二輪車と四輪車を作っている自動車会社の名前の由来って、どんなんだっけ?ということで、まとめてみた。

由来の半数は、創業者の名字/苗字ですね。次に多いのは、略称や地名。残りは、まちまちな感じで。


創業者の名字/苗字

川崎重工株式会社
→ 創業者である川崎正蔵に由来。

スズキ株式会社
→ 創業者である鈴木道雄に由来。

本田技研工業株式会社
→ 創業者である本田宗一郎に由来。


独立前の親会社の創業者の名字/苗字

トヨタ自動車株式会社
→ 独立前の親会社(豊田自動織機製作所、現在の豊田自動織機株式会社)の創業者である豊田佐吉に由来。ただし、読みは「トヨダ」ではなく「トヨタ」に変わる。

ヤマハ発動機株式会社
→ 独立前の親会社(日本楽器製造株式会社、現在のヤマハ株式会社)の創業者である山葉寅楠(やまはとらくす)に由来。


創業者の名字/苗字と似た発音の神様の名前

マツダ株式会社(HPより
→ ゾロアスター教の神であるアフラ・マズダー(mazda)のスペルを創業者である松田重次郎の読みにかけたことに由来。


創業した場所の地名

日野自動車株式会社
→ 実質的な創業の際に主とした事業所が東京都日野市にあったことに由来。


略称/通称
ダイハツ工業株式会社(FAQより
→ 大阪の発動機製造株式会社であることから略称/通称として大発(だいはつ)と呼ばれたことに由来。


親会社の略称/通称

日産自動車株式会社(FAQより
→ 親会社の日本産業株式会社の略称/通称である日産に由来。


独立前の親会社の社名

三菱自動車工業株式会社
→ 独立前の親会社である三菱重工株式会社に由来。


日本で一番高い山

富士重工業株式会社(FAQより
→ 前身の会社の創業者が富士山をこよなく愛していたことに由来。


商品名

いすゞ自動車株式会社(FAQより
→ 昭和9年に量産を開始した「いすゞ」という車名に由来。

2013/05/19

今更ながらiPhone 5を入手したのでNexus 4と比較してみた

どっちかというとAndroidのOSや端末のが好きなので、iPhoneを手にするのはだいたいモデル末期になってからという傾向が続いている。

現在手元にあるiPhone 4Sは最新OSがサポートされいてるし、動作感も悪くない。そもそもLTEは筆者の主な生活圏では十分な速度が出ていないので必要がない。

しかし、iPhone 5の普及率も上がってきて、その縦長になったディスプレイサイズに最適化したアプリが増えきた。そのため、iPhone 4/4Sの画面サイズでは捗らなくなってきた。

そこで、次期モデルの噂と共に価格がこなれてきたということもあり、今更ながらiPhone 5を入手してみたので軽くレポ。

【購入商品】au Apple iPhone 5 16GB ブラック
【購入店舗】ケーズデンキ某店
【購入金額】9,800円
【契約形態】MNP
【購入動機】iPhone 5の画面アスペクト比に最適化したアプリが増えてきたので。


だがしかし、普通にレビューしても今更感しかない。

そこで、筆者の手元にある端末のなかで、このところ稼働率が高いGoogle Nexus 4 LG-E960 BLACK 16GB(US)(以下、Nexus 4)と比較しながら見ていきましょう。

【外箱】
ご覧の通り、Nexus 4が一回り大きいですね。


高さもNexus 4が4mm程度高いです。


Nexus 7では、7をモチーフにしたボックスアートでしたが、Nexus 4では特に無さげ。


【同梱品】
左:Nexus 4、右:iPhone 5


Nexus 4 → microUSB - USBケーブル、USB電源アダプタ
iPhone 5 → Apple EarPods with Remote and Mic、Lightning - USBケーブル、USB電源アダプタ

このあたりは、Appleの質感が圧倒的に高い。


【外装:フレームの表面処理】


Nexus 4 → クロムメッキ樹脂(ディスプレイ縁)、ラバーフィール塗装(フレーム)
iPhone 5 → アルマイトこと酸化皮膜処理

樹脂フレームにラバーフィール塗装というNexus 4は、わずかな弾力と共にしっとりとした感じ。一方、iPhone 5は、アルマイト独特の乾いた感じ。

フラットな面に置いた状態から、サイドを摘んで持ち上げるとき、iPhone 5では下側の面取り部(幅1mm)に爪を入れるか、側面のアルマイト面を指先で挟む格好となる。後者では、その乾いた質感が仇となり滑りやすい。

Nexus 4は、滑りやすさとは無縁であることに加え、面取り部(幅3.5mm)も大きく、指先でそのエッジを捉えることができる。

iPhone 4/4Sのときは、側面フレームからディスプレイが迫り出していただけ、2〜3mmの面取り相当のクリアランスがとれていた。これは、iPhone 5で薄くなったことに対する弊害であると言える。

さらに、iPhone 5発売直後に騒動となった、アルマイトの禿剥げ問題。一般部でもさほど厚くない上に、面取りのエッジ部はキビシいでしょうね。。。そのエッジ部を、金属製品に「軽く」当てただけで、なんとなく地金色が出てきなような気がする始末ですよ既に。


【外装:背面】

Nexus 4 → ガラス
iPhone 5 → アルミ(アルマイトこと酸化皮膜処理)、ガラス

Nexus 4は、キラッキラ。


iPhone 5は、グロスとマットでサンドウィッチ。


例によって、薄いアルマイトであるため、iPhone 5では何かの処置を施さないと、あっという間に残念な背面となってしまうかもしれない。

Nexus 4ではガラスとはいえ、たとえゴリラガラスであっても、砂の浮いたテーブルの上でスライドすると傷つきますからね。ということで、筆者のNexus 4には、背面に保護フィルムを貼ってます


【ディスプレイ:材質】


Nexus 4 → 4.7インチ、1280×768ピクセル、320ppi、IPS液晶、Corning(R) Gorilla(R) Glass 2
iPhone 5 → 4インチ、1136×640ピクセル、326ppi、IPS液晶、耐指紋性撥油コーティング



触った感触としては、Nexus 4はヌルヌル。ディスプレイの縁が湾曲しているので、尚更にそう感じることができる。

iPhone 5は、Nexus 4に比べれば、明らかに指すべりは重い感触。スペック的にゴリラガラス2という記載が無いところからも、iPhone 5のディスプレイはゴリラディスプレイ2ではない、が正解かも。

筆者は、ゴリラガラスを採用しきた初代iPad、iPhone 3GS、iPhone 4Sと使ってきたが、Nexus 4の指すべり感が最もヌルヌルであると断言できる。


【ディスプレイ:表示】

一方、映りに関しては、両者ともIPS液晶ということで、コントラストや発色、色の再現性は非常に良い。動画に関しては、描画速度に関しては有機ELと比べると劣るが、気になる人はそう居ないかな、というレベル。

iPhone 5は、iPhone 4/4Sに対して縦長になって、ランドスケープビューでは、16:9の動画がより大きく表示できるようになった。また、ポートレートビューでは、画面内の文字数が増えたことにより一覧性が向上した。

Chromeで比較してみる。

Nexus 4(100%)


iPhone 5


iPhone 4/4S


比べてみるとiPhone 4/4S/5の一行あたりの文字数って、よく考えてあるなぁという印象。Nexus 4では、一行あたりの文字数を減らすため、文字サイズを115%にして使用している。

Nexus 4(115%)


結局、Nexus 4(115%)とiPhone 5って、1ページあたりの文字数が同じになってますよね。。。

使い勝手に関するところでは、iPhoneは本当によく考えられていますよね、ということで。